銀ナノ粒子の細胞浸透を利用した技術の開発
宇井清太
銀ナノ粒子処理
無処理
銀ナノ粒子処理ダイコン種子無菌化。
種子の病害菌削除
100%殺菌可能なことが判明した。
特許申請中
銀ナノ粒子処理 バラの水挿し木。
バラの水挿し大量増殖法 他の植物でも無菌状態で挿し木できる。
無造作に無性繁殖可能である。
特許申請中
Cymbidiumメリクロン
銀ナノ粒子溶液処理
全然薬害なし。 ウイルス削除の可能性が大きくなってきた。
メリクロンが設備なしで無造作にできる。
ナノテクメリクロン法 CD-ROM 850,000円 予約発売開始
特許申請中
銀ナノ粒子が細胞全体に移動浸透している。
24時間経過後の状態
考察と殺菌としての応用及び使用。
上記の試験から、銀ナノ粒子は植物組織に短時間で浸透移動することが確認された。
ナノ銀ヘルパーAは高い殺菌力があることが箭内敬典、宇井清太の試験で判明している。
この殺菌効果から下記のような応用、使用法が考えられる。
1 フラスコ出しの苗殺菌
無菌培養の苗は、フラスコ出し時点では無菌であるが、その後の馴化期間内
における病害菌対策として、ナノ銀ヘルパーAの30倍〜50倍希釈液に約30分浸漬
することで、苗の全組織に銀ナノ粒子を浸透させることができる。
細胞内には無数の銀ナノ粒子を含むことから、ナンプ細菌、ピシューム菌、
フザリューム菌などの制菌が可能であると考えられる。
1 ナノ銀ヘルパーA 30〜50倍希釈液 (蒸留水、精製水で希釈) 約30分浸漬
2 水洗い。(水道水)
3 SUGOI−neスーパードリームで植付け。
これで、ラン菌が鉢内で勝組みになり、病気削除の馴化ができる。
2 植え替え、株分け時の株殺菌
1 株をきれいに水洗いする。
2 ナノ銀ヘルパーA 30〜50倍希釈液 (蒸留水、精製水で希釈) 約30分浸漬
3 水洗いする。
4 SUGOI−ne1号、SUGOI−ne2号ゴールドで植える。
パフィオ、エビネ・・・などの貴重種は、あらかじめナノ銀ヘルパーAで処理すれば安心。
3 病気発生の初期の株殺菌
病気の進んだ株は絶望であるが、初期の場合は助かる場合がある。
2と同じ方法で行う。
4 ウイルス防除、削除
小さな株、メリクロンのプロトコームを浸漬処理で、ウイルスを削除可能かもしれない。
宇井清太は鋭意試験中。
メリクロン時における浸漬処理でウイルスを削除できれば、園芸界にとって画期的な技術になる。
種子伝染のウイルス
これは完全に除去できるようである。試験中。
第三燐酸ソーダーによる除去に代わるかもしれない。
ランなどの体内潜伏微生物の削除を目的にする場合は、
上記の実験から、植物全体の銀ナノ溶液への浸漬を行えば、
根から吸収され、30分程度の短時間で、植物全体に移動するものと考えられる。
銀ナノ粒子は、薬害が非常に少ないことから、この浸漬処理は極めて有効な方法と考えられる。
右写真説明
銀ナノ溶液100倍液に挿して30分後。
染料シアンは蕚、花弁、リップ、コルムの
全組織に移動している。
白い花がブルー色になっている。
銀ナノ粒子は、シアン染料と結合して
茎の切り口から吸収され、花の全組織に
移動したことがわかる。
銀ナノ粒子は1〜10ナノメートルで、これを含む溶液は、植物細胞に移動浸透することが知られており、
銀ナノ粒子の強い殺菌、制菌作用を利用して、植体内に潜伏する微生物の除菌、殺菌が期待されている。
宇井清太の実験では、植物体を一定の濃度の銀ナノ粒子溶液に一定時間浸漬することによって、
多くの微生物が除菌されることが確かめられた。 クリック
今回に実験は、Cymbidiumの切花を用いて、その移動を確かめるとともに、その移動時間を調査した。
その第一報を掲載する。
使用した材料 Cymbidium 切花 一輪カットしたもの。
目印インク 染料シアン。
溶液 蒸留水に染料シアンを溶解し、この溶液に100倍になるように銀ナノ粒子溶液
(ナノ銀ヘルパーA)を作成。
実験 上記の溶液にCymbidium1輪にカットした切花の茎を挿した。
著作権所有者 宇井清太
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SUGOI−ne講座
銀ナノ粒子溶液が
植物細胞に移動する時間について
(Cymbidium切花による実験)
フラスコ出しの殺菌、 ナンプ病体内菌の殺菌の効果
宇井清太
nanoginn saibou